1. Adobe PDFの表示・印刷

2.0 総論

このサイトでは,印刷用のスライド配付資料などはすべてAdobe PDF形式で提供されています。Adobe PDFはさまざまなプラットフォームで,Adobe ReaderなりOSが提供する機能なり,その他のアプリケーションソフトウェアなりを通じて,表示・印刷することができです。

Adobe PDFは:

  • Webブラウザとシームレスに統合されて,Webブラウザ内で表示することができます。
    • WebブラウザへのプラグインプログラムとしてAdobe社純正のプログラム(Adobe Reader / Acrobat)を使うことによって
    • WebブラウザへのプラグインプログラムとしてAdobe社製以外のプログラム(Foxit Readerなど)を使うことによって
    • Webブラウザ自身の組み込みプログラムを使うことによって(FirefoxおよびGoogle Chrome)
  • Webブラウザからは独立に,独自のプログラムを起動してそのウィンドウ内で表示することができます。
    • Adobe社純正のプログラム(Adobe Reader / Acrobatなど)を使うことによって
    • Adobe社製以外のプログラムを使うことによって

もしAdobe PDFの表示・印刷に問題が生じているのであれば,そして,もしあなたがAdobe社以外のプログラム(ブラウザの組み込みプログラムを含む)を使うか,あるいはAdobe社のプログラムであっても最新版ではないものを使うかしているのであれば,Adobe社の純正のPDF表示機能を持つプログラム(無料のソフトウェアとしてはAdobe Reader)の最新版を使うことによって,問題が解決される可能性があります。

  • 特にWebブラウザのデフォルトの組み込みPDFビューアを使っている場合に,それに換えてAdobe Readerをブラウザへのプラグインプログラムとして使う方法については,「2.1 Adobe PDFの表示・印刷の方法」で当該情報へのリンクを紹介します。
  • 最新版のAdobe Readerの入手およびインストールの奉納については,「2.2 Adobe Readerの最新版のインストール」で当該情報へのリンクを紹介します。

2.1 Adobe PDFの表示・印刷の方法

2.1.1 はじめに

多くの利用者の方──特にここでヘルプが必要になるようなスキルレベルの方──はWebブラウザのデフォルトの設定を利用して,Webブラウザ内にPDFを表示していると思います。そこで,ここでは,OSとしてWindowsを想定して,各Webブラウザについて,デフォルトのPDF表示ソフトの使用方法,およびそれがAdobe Readerでない場合に,Adobe Readerに設定を変更する方法についての,ベンダ側から提供された情報へのリンクを提供しておきます。

デフォルトでAdobe Readerプラグインが組み込まれ,それを通じてPDFを表示するような設定になっているWebブラウザ
  • Internet Explorer現行のすべての版
  • Operaの現行のすべての版
  • Google Chromeのver.7以前
  • Firefoxのver.18以前
デフォルトではAdobe Readerではなく,そのブラウザ固有の組み込みのプログラムを用いてPDFを表示するような設定になっているWebブラウザ
  • Google Chromeのver.8以後
  • Firefoxのver.19以後
  • Mac OS X用Safariのver.2以後

なお,ご自身でPDF作成・表示関連のプログラムをインストールした場合には,上記のデフォルトの設定は変更されているかもしれません。

2.1.2 Adobe Readerプラグイン

Adobe Reader全般のヘルプについては以下のWebサイトを参照して下さい:

特にAdobe ReaderでのPDFの表示・保存・検索については,以下のページを参照して下さい:

2.1.3 Google Chrome ver.7以後の組み込みPDFビューア

Google Chromeの組み込みPDFビューアの簡単な使用方法,およびそれに問題が出た場合に,それに換えて,Adobe Readerをプラグインプログラムとして利用する方法については,以下のページを参照して下さい:

Adobe Readerをプラグインプログラムとして利用する方法については,上記のWebページの「PDF ドキュメントの表示に関するその他のヒントを参照する」の項目に書かれています。

2.1.4 Firefox ver.19以後の組み込みPDFビューア

Firefoxの組み込みPDFビューアの使用方法,およびそれに問題が出た場合に,それに換えて,Adobe Readerなど他社製のPDF表示プラグインを利用する方法については,以下のページを参照して下さい:

2.2 Adobe Readerの最新版のインストール

2.2.1 PCなど

ここでは,OSで言うと,Windows,Mac OS,Linux,Solarisのユーザを想定しています。

もし万が一,このサイトで配布されているPDFファイルを表示・印刷することができなかったのであれば,Adobe Readerを使っている場合には,Adobe Readerのアップデートを試みて下さい。

最初にまず,お使いのシステムがAdobe Readerの最新版に対応しているか,以下のリンクから確認して下さい。

次に,もしお使いのシステムがAdobe Readerの最新版に対応しているのであれば,そしてまた,すでにAdobe Readerがインストール済みである場合に,もしそれが最新版でないのであれば,以下のリンクからAdobe Readerの最新版をダウンロードして下さい。

2.2.2 モバイル機器など

ここでは,OSで言うと,AndroidおよびiOS(iPadおよびiPhone)のユーザを想定しています。

モバイル機器(スマートフォンあるいはタブレット型端末)については,恐らく,iPhoneあるいはiPadの場合には組み込みの機能,またAndroid端末の場合にはベンダーがプリインストールしたサードパーティ製のPDF表示プログラムを使って,Adobe PDFを閲覧することが多いと思います。慣れたプログラムを使う方が利便性が高い(また2013年01月時点ではモバイル版のAdobe Readerは必ずしもサードパーティ製のPDF表示プログラムよりも高機能であるとは限らない)ので,この講義で提供しているPDFを閲覧する際にも,そちらを使い続けてください。

ただし,万が一,この講義で提供しているPDFが正しく表示されない場合には,Adobe社純正のReaderを使うことも選択肢に入れてみてください。ここでは,ただ,リンクだけを呈示しておきます。


2. Flashムービーの再生

Web補講用のFlashムービーについては,Webブラウザ上での再生(つまりWebブラウザに組み込まれたAdobe Flash Playerによる再生)を想定しています。Adobe Flash Playerは多くのWebブラウザでデフォルトのプラグインプログラムとして組み込まれています。

お使いのWebブラウザ上で講義の音声付きFlashムービーを再生することができない場合には,──お使いのWebブラウザがそもそもFlash Playerの組み込みをサポートしていない(あるいは逆)の場合を除くと──,以下の可能性が考えられます。

以上の場合には,Adobe Flash Playerの最新版のインストールを試みて下さい。

最初にまず,お使いのシステムがAdobe Flash Playerの最新版に対応しているか,以下のリンクから確認して下さい。

次に,もしお使いのシステムがFlash Playerの最新版に対応しているのであれば,そしてまた,すでにFlash Playerがインストール済みである場合に,もしそれが最新版でないのであれば,以下のリンクからFlash Playerの最新版をダウンロードして下さい。


3. Webブラウザ

HTML5 Webアプリケーション版の補講は旧式のWebブラウザ(特にInternet Explorer 8以前)では機能しません。また,一般にこのWebサイトを閲覧する際にも,新型のWebブラウザの方が閲覧上の問題が少ないということを期待することができます(注1)。そこで,デスクトップ/ノートPC用の主要Webブラウザへのリンクを列挙しておきます(注2)

なお,登場してからまだあまり時間が経っていないスマートフォン/タブレットの場合には,インストールされているブラウザもまた比較的に新しく開発されたものです。したがって,恐らく,HTML5 Webアプリケーション版の補講を再生する場合にも,そしてその他の場合にもそれほど問題は生じないはずです。従ってまた,ここではスマートフォン/タブレット用のWebブラウザへのリンクを列挙しません。


  1. (注1)閲覧不可能ということは考えにくいのですが,デフォルト状態ではスタイルシートを無効にすることができないWebブラウザの中には,スタイルシートへの対応状況,透過PNGへの対応状況などによって,やや表示が見苦しくなるかもしれません。なお,Microsoft Expression Web 4 SuperPreview試用版でエミュレートしたところ,このWebサイトはInternet Explorer 6でもなんとか閲覧可能であるということまでは私の方で確認しています。

  2. (注2)各Webブラウザについて列挙されているOSからは,それ用の当該Webブラウザがすでに開発中止になったものは除かれています。Unix用およびMac OS用のInternet Explorerなど。

  3. (注3)詳しくは,以下のドキュメントをご覧ください。

    なお,JVN(Japan Vulnerability Notesは,JPCERT/CC(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)とが共同で運営している,日本で使用されているソフトウェアなどについての脆弱性対策情報ポータルサイトです